住宅の構造や工法を理解しましょう

構造.jpg「構造」とは建物の骨組み(躯体)の事を指し、

使われる材質によって分類されます。  

「工法」は建てる方法の事を指します。

どんな「構造」「工法」があり、

どんなメリット・デメリットがあるのか理解し、

優先させたい内容で構造・工法を選びましょう。

 

 

「構造」は主に下表の3種類に分けられます。

各構造の特徴、メリット・デメリット

 

特徴 

メリット 

デメリット 

木造 

保温性、調湿性、通気性などに

優れている。

木には古くなれば強度が増す

という特徴もある。

 

・軽い

・比重に比べて

 強度が大きい

・加工しやすい 

 

・燃えやすい

・乾燥収縮による変形

・虫食い、腐りの恐れ 

 

 

鉄骨造

(S造)

主要構造部分に鉄骨を

使用する構造。

低層から高層までさまざまな用途

規模の建物に用いられている。

使用される鋼材はJIS規格品で

強度や性能が安定している。 

・RC造よりは軽い

・耐震性に優れる

・大空間がつくりりやすい

  

・火災時、熱に弱い    

・錆の恐れ

・現場加工しにくい  

 

鉄筋コンクリート造

(RC造)

鉄筋とコンクリートが一体になって

建物を支える構造。

引っ張る力に強い鉄筋と、

圧縮力に強いコンクリートの特性を

一体化し、欠点を補い、

より高い強度をうみだしている。 

・耐火性に優れる

・耐震性に優れる

・耐久性に優れる 

 

 

 

・重い

・施工者の熟練度により 

 強度が左右する

・解体が困難

 

 

 

 

「工法」は主に下表の5つに分類されます。

各工法の特徴とメリット・デメリット

 

特徴  

メリット 

デメリット 

木造軸組工法    

日本の伝統的な工法。

「柱」と「梁」を組み合わせて

構造体をつくる。

現在、

最も多く採用されている。 

・間取りの自由度が高い

・増改築、リフォームが容易

 

 

・職人の熟練度により       

 仕上がりが左右される 

・工期が長め   

      

枠組壁工法

ツーバイフォー)    

北米の伝統的な工法。 

2×4インチの制材で枠を

つくり、この枠に

構造用合板を張り、

パネル化し、

大きな箱をつくるように

建物を組み立てる工法。

・耐震性に優れる

・施工のばらつきが少ない

気密、断熱、遮音性も高い

 

 

 

・窓を設ける場合制約が

 ある

・増改築時に制約を受け

 やす

 

 

 

プレハブ工法 

規格化された部材を工場で

生産し、現場で組み立てて

完成させる工法。

工場で工程の80%以上

作り終えている。

構成する材料により

木質系、軽量鉄骨系、

コンクリート系に分類

される。

・品質が統一されている

・他の工法に比べ工期が

 短い

・間取りの自由度が低い

・敷地の条件により施工

 できない事も

・増改築時に制約を受け

 やすい 

 

 

  

鉄骨造

(S造) 

軽量鉄骨造は、

木造在来軸組工法に

似た構造で柱や梁を

軽量鉄骨で組み立てた

工法。

・大きな空間を確保できる    

・増改築しにくい

・錆の恐れがある

・2階建て以下は割高に

 なる

 

 

 

 鉄筋コンクリート造     

(RC造) 

現場で組んだ鉄筋に

型枠をはめてコンクリートを

流し込み骨組みをつくって

いく工法 

・耐震、耐火、耐久、遮音性

 に優れる

 

 

・重量が重いため地盤の

 強さが必要

・建築費は高め 

 

 

 

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